明日葉という葉野菜をご存知ですか?今はスーパーでも八百屋でも見かけるようになった葉野菜ですが、なかなか手にとって食べようとは思い付きませんよね?

実は、明日葉は青汁の原料としてお馴染みな野菜で、昔からその効能に注目されていたんです。

しかし、いざ、目の前にあっても、食べ方もよくわからないし、保存のしかたやなんの料理に使ったらいいのかわからないですよね。

今回は、健康的な生活を送るためにはぜひ日々の食事に取り入れたい明日葉について、その効能や美味しい食べ方、保存方法を調べました。おすすめの料理方法もご紹介します。

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明日葉とはなにか?

明日葉とは、「あしたば」と読み、八丈島や伊豆諸島の特産野菜で暖かい地方に生える珍しい野菜です。

「明日には芽がでる」という意味で「明日葉」と呼ばれており、葉を摘んでも次々生えてくるその生命力の強さを持つ野菜です。

また、旬は春ですが、季節を問わずに収穫でき、ビタミンやミネラルが豊富でケールより栄養価の高いことから青汁の原料になっています。その有効成分を日常的に摂れるようにお茶としても市販され、愛飲されています。

具体的にどんな栄養が含まれているのか下にまとめました。

明日葉の栄養成分

・ビタミンA(βカロテン)

・ビタミンB1、2、6

・ビタミンC

・ビタミンE

・ビタミンK

・食物繊維

・カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル

・カルコン

・クマリン


などとなっています。

このように、ビタミンやミネラルが多く含まれていますが、カルコン、クマリンといった聞きなれない成分も入っていますね。その効能について調べてみました。

明日葉の効能

明日葉の効能には美容や健康に効果的なものが多く、女性にとって嬉しい効果が目白押しです。

内面から美しくなれば自信がつきますし、今まで着れなかった服をオシャレに着こなすこともできるかも!そんな明日葉の効能を紹介していきます。

美髪、美肌効果

まず、ほうれん草よりも多く含まれているのがβカロテン、体内でビタミンAになります。

ビタミンAの効能は、「髪や目、皮膚や粘膜の健康維持」に効果があり、喉や肺などの呼吸器も守るので、風邪を引きにくくします。

ビタミンCも同様に美白や美肌効果に関わり、「シミ、そばかす対策」にもなります。

代謝の促進

明日葉に豊富に含まれるビタミンB群は栄養素をエネルギーに変える代謝を助けるため、「炭水化物や脂質、タンパク質の代謝を促進」します。

また、脳や神経、目や皮膚や粘膜などの健康維持や正常な発育、生成、疲労回復などに関わります。不足すると口内炎になったり疲れやすくなったり吹き出物が出来たりします。

生活習慣病予防、骨粗しょう症予防

明日葉に含まれるビタミンEは強い抗酸化作用により、血管を丈夫にしたり、血液サラサラ効果で「動脈硬化や心臓病を予防」します。

ビタミンKはカルシウムを骨に定着させ、「骨粗しょう症を予防」します。明日葉にはカルシウムも含まれているのでより効果的ですね。

また、カリウムは体内のナトリウムの排出を促し、むくみを解消し、血圧をコントロールして、「高血圧対策」になります。

腸内の健康維持

明日葉には、「ほうれん草やケールの2倍の食物繊維」が含まれ、腸内の健康維持、便秘解消とともに、身体の内側からきれいになるため、しみ、そばかす対策にもなります。

美と健康の万能成分カルコン

明日葉の葉や茎にふくまれる黄色い汁にカルコンというファイトケミカル(ポリフェノール)が含まれています。

このカルコンの効能は、「抗酸化作用による動脈硬化予防、脂肪燃焼、老廃物」のデトックスを促し、「セルライトの解消」「利尿作用によるむくみ防止」「血糖値や血圧の低下」「発ガン物質の抑制」「抗潰瘍や皮膚の修復の促進」「末梢血管拡張による冷え性対策」「血流改善」など美容と健康やダイエットにまで効果的なのです。

アルツハイマー、老化対策にクマリン

明日葉の香りと苦味のもととなっているのが「クマリン」です。明日葉は他の野菜よりクマリンを多く含みます。

その効能は、「抗菌作用」「血液の凝固を抑制し血流改善」「脳神経の成分の生成を助け、記憶力集中力アップ」「アルツハイマー対策」「活性酸素を除去し、老化防止や生活習慣病の予防」などに効果的です。


このように、明日葉の効能を調べてみると美容と健康的な生活に欠かせないだけでなく、脳の力を向上させたり、ガン対策にまでなるのですね。老後までイキイキ、元気はつらつに暮らしていくために明日葉は継続的に摂取していきたい野菜ですね。

そこで、美味しい食べ方や料理、保存方法をまとめました。

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明日葉の食べ方のポイント

明日葉は、セリ科の葉野菜なので、せりに似た香りと、生食すると独特の苦味があります。

明日葉の栄養成分は「水溶性のものや脂溶性のものが多い」ので、おすすめの食べ方は、その栄養を逃がさないために、「油とともに食べる」「ゆでた汁も一緒に食べる」ことで効率良く摂取できます。

また、「揚げたり」「炒めたり」「スープにいれたり」することで、苦味が和らぎ食べやすくもなります。

独特の香りが気になるときは、マヨネーズなどの調味料や豚肉などの油と合わせるといいですよ。

明日葉の保存方法

他の葉野菜同様、明日葉も乾燥に弱いので「濡れた新聞紙やキッチンペーパーでくるんで袋にいれ、立てて保存」すると良いです。

まっすぐ伸びる野菜は寝かすと上に延びようと曲がりやすくなり、その野菜のストレスにより、栄養が逃げていったり、痛みが早くなるためです。

簡単な明日葉料理

では、明日葉をつかった料理をいくつかご紹介しましょう。

天ぷら

簡単で一番のおすすめは天ぷらです!

明日葉の産地でもっともポピュラーな料理方法で、少し癖のある明日葉も美味しく食べられます。葉と茎の固さが違うので「分けて揚げる」といいでしょう。

肉野菜炒め

「豚肉や玉ねぎ、人参、もやし」などとともに、ニラやピーマン代わりの感覚で明日葉をいれて炒め、「焼肉のたれ」や「生姜じょうゆ」などで味をつけます。

そのまま、明日葉と豚肉やベーコンを炒めて、青菜炒めのようにするのもおすすめです。

中華風スープ

ゆで汁も一緒に摂取できる料理です。

鍋に中華風にスープのもとをいれたお湯を煮立て、明日葉の葉と茎をわけ、茎は短めに、葉は半分くらいに切ってスープのなかにいれ、溶き卵を散らし、塩コショウ、胡麻油で調味します。

お好みで豚肉の細切れやトマトやきのこなどをいれても美味しいでしょう。

おひたし

明日葉のクセも楽しむお手軽料理。

明日葉を葉と茎に分けて切り、茎からさっと茹でるか、お皿にいれ少し水を垂らしてラップをしてレンジで1分30秒チンして、だし醤油、鰹節をかけて食べます。

おかずが足りないときやお弁当の彩りにもいいですね。


その他、「味噌汁やスープの具」「茹でて刻んで納豆とあえる」「細かく刻んでチャーハンや雑炊にいれる」「鍋の青味として使う」「ペペロンチーノに混ぜる」「人参やきのこなどと白和えにする」「おひたしをツナマヨであえる」など、いろんな料理に足してみても美味しいですよ。

また、青汁の原料としてもお馴染みですから、自分でブレンドして「青汁」「スムージー」にしてみてもいいですね。

苦味が気になるようなら、リンゴなどの果物やハチミツなどをいれるとちょっと和らぎます。

まとめ

こうして調べてみると、明日葉に対する抵抗感、ちょっとは無くなりましたよね?

美容と健康とダイエット、老化防止まで優れた効果の期待できる明日葉ですから、ぜひ参考にして、美味しく食べていただきたいものです。

青汁の苦味や青臭さが苦手でも、料理に取り入れることで食べやすくなります。

南の島では昔から薬のように愛用されてきた明日葉を食べて、将来まで長く健康でイキイキとした毎日を送りたいものですね!

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