最近はお葬式を家族だけで執り行う「家族葬」にされる方が大変増えているそうです。
形式や慣習に縛られずに、その家族らしさを大切にし故人を送りたいという考え方も生まれてきているようですね。


法事についても、そうした影響もあって家族のみで行うケースが増えています。
また、亡くなってから時間が経過している法事であればなるべく簡素にという風に思われる方もいらっしゃるでしょう。


そうした家族だけで行う法事の時にはどんな服装したらいいのか。
ちょっと迷ってしまいますよね?



お客様がいらっしゃる訳ではないから、カジュアルな装いでもOkなんじゃない?そんな風に考える方もいるのではないでしょうか。


今回は、家族のみで行う法事にカジュアル服はOKなのか。一般的な法事の服装マナーをご紹介しながら、考えていきたいと思います。

【スポンサードリンク】


家族のみの法事の席でカジュアルな装いは基本的にはNG

「カジュアル」の持つ意味を考えよう

まず、「カジュアル」という言葉の意味を紐解いてみましょう。


casualという英単語の意味を調べると「無頓着な」「臨時の」「偶然の」などの意味を持つ形容詞であることが分かります。

私たちが使っている「カジュアル」と言う言葉の意味とはちょっとニュアンスが違う様な気がしますよね。


「カジュアル」と言う言葉は外来語として半ば日本語化しているようです。そしてその「カジュアル」は「気軽な服装、格式ばらずくつろぐ様子」という意味を持っています。

法事は本来「カジュアル」な儀式ではない

一方の法事が本来どういう意味を持つものであるのかを調べてみると「仏教で、死者の冥福のために忌日に行う儀式。忌日の法要。」とあります。


こうしてみると、「法事」と「カジュアル」は相容れない意味を持っているように感じます。
法事とは本来「カジュアル」な儀式ではないのです。


儀式であるからこそ守るべき慣習がある。


基本的にはこのように考える事が自然であると言えます。
ですので、それが家族のみで行う法事であってもカジュアルな装いで立ち会うのはNGです。
むしろ、わざわざカジュアルな服を着る意味が無いからです。


法事の服装がカジュアルな男性女性はNG?夏と冬に相応しい服装を教えます

とは言うものの、、少しくらいは。

ここまで、家族のみの法事であってもカジュアルな装いはNGと言う風に書いてきましたが、実際には「とは言うものの・・・」と思われる方もいらっしゃると思います。
十分理解できます。


例えば、法事自体を自宅で行ったりお坊様がおいでにならないケースなど、本当に家族しかいない空間であるのに、喪服まで着てバッチリ決めるのはどうも落ち着かない。
そんな事もありますよね。


それであっても、男性なら色目を抑えたスラックスに襟のついたシャツ。女性であればダーク系のワンピースくらいは着てみてはいかがでしょう?


法事本来の意味でもある「死者の冥福のため」を考えれば、さすがにTシャツや短パン姿ではご先祖様の罰が当たりそうですよね?


では、ここからは一般的な法事の服装マナーについて少しまとめてみたいと思います。

【スポンサードリンク】


法事の服装マナー

施主側の服装

3回忌(亡くなってから満2年)までは正式な喪服(ブラックフォーマル)が基本とされています。

3回忌以降は略礼服となります。年月が経過するにつれて喪が薄れていくので着る物の色も黒からグレーや紺など地味な色にしていきます。

参列者の服装

一般的に親族以外の参列者の法事での服装は略礼式となります。

これは、親族より格の高い服装となる事を避ける為です。

子どもの服装

子どもの場合は学校の制服が正式な喪服になります。
ただし、着崩すのは礼を欠いた姿勢となるので注意しましょう。

制服がない場合は、紺・グレーなどの落ち着いた色味の服で、靴も黒など地味な色のものにします。

服装や小物に関して特に注意すべきNGポイント

肌はなるべく見せない

これについては特に女性は注意が必要です。

胸元が大きく開いたものや膝が出てしまう丈のスカートなどは避けた方が良いです。袖の長さも最低肘が隠れるくらいのものにしましょう。

派手なものを身につけない

派手な服装やアクセサリーなどは華やかなイメージを与える物を身につけるのは避けましょう。

毛皮のものを身につけない

「殺生をイメージさせるもの」は避ける必要があります。


法事の服装、身内だけのとき男性女性子供の服装はこれが無難!

まとめ

法事の持つ本来の意味を改めて考えてみると、そこで自分がどう振舞うべきであるのかは自然と判断出来る事も多いです。


一番大切なのは、マナーや慣習を「守る」という姿勢ではなく、自分自身でそうしたマナーや慣習の必要性を感じる事ではないでしょうか。


今回のまとめがみなさんのお役に立てれば嬉しいです。

【スポンサードリンク】