生ハムは最近ではすっかり身近な食材になりましたね。

でも、いざ、買ってきても生ハムの保存方法や温度管理はどうすれば良いのか分かりません。

保存は冷蔵か、常温か、冷凍なのか?

さらに、開封前、開封後の保存期間はどれくらいなのか不安です。

できることなら生ハムの正しい保存方法を知って、長く美味しく食べたいものですね。

そこで今回は、買ってきた生ハムを保存する温度は常温なのか冷凍なのか、開封前と開封後で保存期間はどれくらい変わるのか調べてみました。

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生ハムの保存方法とは?

生ハムは、非加熱乾燥食肉製品というカテゴリーに分類されます。

非加熱製品ですから、その保存には気を遣いますし、豚肉を生食すること自体、ちょっと不安になるかもしれませんね。

生ハムは、厳しい製法の基準のもと、豚肉を長時間塩漬けし、乾燥、熟成、モノによっては燻製させることで殺菌しています。

その高い塩分、乾燥状態の為、雑菌が繁殖しづらくなっているのです。

そして買ってきた生ハムの種類、形状によって保存方法は変わってきます。

それでは生ハムの加工種類別に保存方法をみていきましょう。

(1)スライスタイプ

すぐ食べられるようにスライスしてある(または切り落としの)生ハムは最も身近ですよね。

スライスタイプの生ハムは冷蔵でも冷凍でも保存できます。

開封後は乾燥しないようにピッチリラップをして、ジップロックなどの袋にいれて保存します。

開封と共に空気に触れてしまい傷みやすくなるので、2〜3日で早めに使いきるように気を付けましょう。

使いきれないときは冷凍がおすすめです。


  • 冷蔵・冷凍ができる
  • ラップをしてジップロックなどで保存
  • 2~3日で使い切る

(2)ブロックタイプ

ブロックにカットされたタイプは、食べるときに好きな厚さにスライスできるので、切立ての美味しさが味わえます。

しかし、カット済みのものは空気に触れているため、やはり傷みやすいです。

スライスするときの切りやすさも考慮すると、冷凍保存がおすすめです。

冷凍焼けを防ぐために、ラップでピッチリ巻き、さらにアルミホイルで包み、そしてジップロックなどにいれます。


  • 冷凍保存がおすすめ
  • 冷凍焼けを防ぐ

(3)原木タイプ

バーやレストランで見かける大きな原木の生ハム、切立ての本格的な味はこの上ない贅沢ですよね。

しかし、家でとなると冷蔵庫には大きくて入らないし、困ります。

でも大丈夫!冷蔵庫に入らなくてもいいんです。

原木タイプは常温で保存できます。

ただし温度差と湿度に弱いので、高温多湿や極度の乾燥状態を避ける必要があります。

そして保存方法はこの次のようになります。

スライスする前に大きく切り取った脂身を取って置き、切り口が乾燥しないように脂身で覆います。

そのあと全体にまんべんなくオリーブオイルを塗っておくことでカビの発生をある程度防げます。

そして切り口に乾燥防止としてキッチンペーパーを載せたら、保存袋に戻します。

キッチンペーパーは生ハムの切り口と上にかぶせた脂身を覆うために使います。

燥し過ぎてしまわないように、切り口周辺をさらに覆う目的があるのです。

ちなみに、多湿を避けなければいけないので、ラップは保存に適しません。


  • 常温で保存
  • 高温多湿と極度の乾燥を避ける
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開封前後の生ハムの保存期間の違いとは?

開封前と、開封後ではどれくらいの保存期間なのでしょうか?種類別に見てみましょう。

  • スライスタイプ
  • 開封前…冷蔵で1〜3ヶ月
    開封後…冷蔵で3日、冷凍で2週間

  • ブロックタイプ
  • 開封前…冷蔵で3〜6ヶ月、冷凍で1年
    開封後…冷蔵で1〜2ヶ月、冷凍で3〜6カ月

  • 原木タイプ
  • 開封前…常温で6ヶ月から1年
    開封後…常温で3〜6カ月

基本的には製品に表示されている賞味期限を守るのはもちろんですが、多少何日か過ぎても変な臭い、ぬめり、変色がなく保存出来ていれば大丈夫です。

特に、原木タイプは、熟成すると乾燥が進み、酵母菌が増え、雑菌も少なくなるので長期間の保存が可能になっています。スライスして小さくなってきたら、小分けのブロックにし、冷凍すればさらに保存期間は長くなりますね。

生ハムが傷むとどうなる?

生ハムは乾燥すると、その塩分の高さから、食感が固くなり、ざらつき、著しく味が落ちます。

さらに、傷んだ生ハムは変な臭いやぬめりが出てきます。

この状態になったら食べられません。

また、切り口が傷むと黒ずんできます。

変な臭いやヌルヌル感が出なければ多少黒ずんでも大丈夫です。

味は落ちますから、黒ずんできたところを削り取って食べた方がいいです。

また、原木タイプは気を遣っていても、表面に白カビが生えることがあります。

この場合、タオルでよく吹き、オリーブオイルを塗れば大丈夫です。

生ハムを保存するときの注意点、まとめ

生ハムの保存方法と、温度、注意点をまとめてみると、

  • 冷蔵、冷凍の場合、乾燥しないようにラップをピッチリし、袋に入れる。
  • 特に冷凍の場合は冷凍やけしないようにホイル、ジップロックなどで厳重にくるむ。
  • 原木の場合は、高温多湿を避けて常温。急激な温度変化と湿気に注意する。ラップを使わない。

という事になります。また、買ってきて開封しても、正しく保存できれば、形状によっては3ヶ月以上も保存できることがわかりましたね。

たまには奮発して、美味しい生ハムを選んで買って、お家で長く美味しく生ハムを楽しんで下さいね!

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