古来から人は「葬送」という文化を持っていました。
「葬送」は亡くなった故人にとっても残された人たちにとっても大変大きな意味のあるものだったからです。



人が生きていく上で大切な方との永久の別れは非常に辛いものです。
大切な家族、大切な友人、大切な恩人、、、こうした方々を惜しくも失った時に人は「お葬式」という儀礼をもって故人との最後のお別れの機会を持ちます。
大切な人のご家族が亡くなったと聞いた時、人は残されたご遺族に対し「お悔み」の気持ちを「お葬式」の場で伝えます。


「人の死」というデリケートな問題に対して私たちは、必ず正しい判断をしなくてはならないと慎重にもなりがちです。


今回は「葬儀の日程の決め方と聞き方とは?確認のメールはこうしなさい!」というテーマで、「お葬式」を行う上で非常に重要な「日程」をベースに、施主側・弔問側の両面の立場でそれぞれがどの様に「お葬式」と向き合えばより良いのかについてまとめてみます。

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お葬式(葬儀)の日程はこう決まる
火葬炉・斎場、お坊様との兼ね合い

人が臨終してから24時間以内に葬儀に日程は決まる

法律上、臨終を医師が確認した後24時間は火葬が出来ません。これは「亡くなったと思った人が蘇生する可能性があるから」とされていますが、現代は医療技術も進み現実的にその様な事はあり得ません。
今はこの24時間が遺族(施主)と葬儀社との最初の打ち合わせをする時間に充てられる場合が多く、その際に決定する優先順位として「日程」が決められるケースが多い様です。

火葬炉・斎場、お坊様との日程調整

お葬式のスタイルによっても変わってきますが、まずは利用を希望する火葬炉や斎場に利用状況を確認する事から始まります。葬儀社が仲介する場合は直接的なやり取りは全て任せて問題ありません。
並行して読経をお願いするお坊様のスケジュールについても確認をします。これは菩提寺など馴染みのあるお坊様にお願いする場合は遺族がした方が良いでしょう。


また、特に重要な遺族の仕事上の都合なども優先されるべき要素となります。海外にいて帰国するのに少し時間が必要な場合なども考慮されるケースもあります。

首都圏では亡くなってから10日後の葬儀も珍しくない

首都圏では特に亡くなる方の数に対して、火葬炉・斎場の絶対数が不足傾向にあり亡くなられてから葬儀まで10日くらい間が空く事も決して珍しい事ではありません。


現在は遺体の保存技術も進んでおり、専用の遺体安置施設もあります。もしこうしたケースに遭遇しても故人を偲ぶ大切な期間として前向きにとらえましょう。

訃報を伝える

親族などには亡くなった直後に連絡をする事が多いですが、葬儀日程も含んだ訃報を故人の生前の意思や葬儀規模などを考慮した上で連絡範囲を決める必要があります。
この場合電話での伝達が最も確実ですが、昨今はメールやSNSなどで情報を伝える方も増えているそうです。

抑えておくべき連絡事項

  • 故人の氏名
  • 喪主の氏名
  • 死亡日時
  • 通夜、葬儀の日時と場所
  • 連絡先(葬儀社の連絡先も併せて)



ここまでは施主側に立ったお葬式の日程の決め方や伝え方について書いてきましたが、次は弔問する側に立って書いていきます。

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弔問する側 葬儀情報の聞き方

葬儀日程の聞き方~まず最初に「お悔み」の言葉を

弔問する側が確認する上で特に重要なことは「抑えておくべき連絡事項」で挙げた5つです。

  • 故人の氏名
  • 喪主の氏名
  • 死亡日時
  • 通夜、葬儀の日時と場所
  • 連絡先(葬儀社の連絡先も併せて)



情報の行き違いなどで、どうしても施主である遺族に対し葬儀日程などの確認をする必要が出てくる場合があります。


その際に気をつけるべき事は必ず「お悔み」の言葉をまず伝えるという事です。
お悔やみの言葉を伝えずに用件だけを聞きだすことは非常に失礼な行為です。
ゆめゆめ、遺族は悲しみの只中にいるという事を忘れてはいけません。

弔問・参列出来ない場合でも確認は重要

どうしても通夜・葬儀に参列が叶わない場合でも先に挙げた5つの事項は有益な情報となります。


「弔電をおくる場合」「供花をおくる場合」などには必ず必要な情報であるからです。くれぐれも氏名や日程、場所など間違いが無いように担当する葬儀社に確認をしながら手配してもいいかもしれませんね。

確認メールはこうしなさい

こうした確認作業をする上で、依然電話を使用する事が最も確実ではありますが、例えば施主側からの訃報連絡がメールで来た場合などは、弔問する側がメールで施主側に連絡をする事は決して失礼にはあたりません。
むしろ文字情報などはその方が間違いなく伝わるとも言えるので、どうしても電話でという形にとらわれる必要はありません。


しかし、例えメールであっても「お悔み」の言葉、姿勢を忘れてはいけません。

まとめ

今回取り上げた「お葬式の日程」については、特に弔問する側にとって「突然」である事が常であります。
また、ケースによっては非常に慌ただしく進むことも間々ある事です。



遺族である施主側も招かれ弔問する側も、焦りの気持ちを出来るだけ押さえ落ち着いた気持ちで物事を進めていく事がとても大切です。
こうしてみなさんが本気で向き合う事こそ故人を最大限に偲んでいる姿のあらわれでは無いのでしょうか。
今回の「まとめ」がどうかみなさまの為になりますように。

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