この記事では、甘酒を保存する時は常温なのか冷凍なのか、市販と手作りでは保存方法の違うのかをご紹介します。
女性にとって、今も昔も気になるのは簡単なダイエット方法ではないでしょうか。
甘酒はダイエットに有効だということで、そんな女性たちから人気を集めています。
その理由として甘酒に含まれる麹菌などの働きによって、「ダイエット効果」や「美容効果」が得られるからなんです。
ダイエット女子から高い支持を得ているのは、美しく痩せたいという女性の願望を叶えてくれる食品だからなんですね。
市販のものより「手作りをして出来たてを楽しみたい!」という愛好家も増えていますよ。
甘酒を美味しく楽しみたいと思うと気になるのは甘酒の保存方法だと思います。
市販品では常温で売られていますが、手作りの時は冷蔵したらいいのか、冷凍したら良いのか気になりますよね。
目次
甘酒の保存方法
甘酒の保存方法は市販品と手作りで異なります。
そして市販品のなかでも保存方法が異なるようです。
甘酒を楽しむためにも、この機会に保存方法を覚えておくとよいですよ。
市販品の甘酒
- 常温で保存
- 冷蔵で保存
- 冷凍で保存
(常温で売られているもの)
(冷蔵コーナーで売られているもの)
(日持ちさせたいときに)
手作りの甘酒
- 冷凍保存
(雑菌などを防ぐ)
市販品と手作りではどちらも一緒じゃないの?と思っている人はいませんか。
手作りの甘酒の場合は出来たらすぐ冷凍保存するくらいが良く、一番オススメの方法なんです。
冷凍保存が良い理由
- 発酵が進まない
- 雑菌が繁殖しない
- 長期保存ができる
市販品と違い手作りの甘酒は雑菌などがどうしても入りやすくなってしまいます。
雑菌が入ってしまうと想定していたよりも早くダメになってしまうことがあります。
雑菌を防ぐためにも、手作りの場合は作ってすぐに冷凍保存するとよいですね。
冷凍すれば雑菌の繁殖を防げますし、発酵も止まるので手作りの美味しい甘酒を長期間楽しむことができますよ。
市販品の場合は甘酒を消費するペースに合わせて保存方法を選ぶとよいです。
量の少ない甘酒を購入して数日で使い切る予定であったり、量の多い甘酒を購入して長期間使う予定であったりするなど、購入した甘酒の量や消費するペースによって保存方法が変わってきますよ。
【甘酒の消費期限➀】
市販品の場合はどのくらい?
市販の甘酒の消費期限
- 常温(開封後は2日程度)
- 冷蔵(開封後は1週間程度)
- 冷凍(半年~1年程度)
パックで売られている甘酒は常温で売られているのを目にしますよね。
このように常温で売られている場合は、家庭でも常温で保存が可能です。
それ以外にも日本酒などと一緒に冷蔵コーナーで売られている甘酒もありますよね。
パックと同じように冷蔵で売られている甘酒は冷蔵保存がよいですよ。
ところで冷蔵の甘酒は美味しいですよね。
できることなら冷蔵の甘酒を選びたいと感じる人もいると思います。
だけど冷蔵の甘酒はパックに比べて量が多いものも多く、”買うのを躊躇っている”という人もいますよね。
せっかく買ったのに「使い切れなかった」なんてことになるのは避けたいですからね。
でも実は、甘酒は冷凍保存すれば品質の劣化があまり起こりません。
発酵も進まないだけではなく、雑菌の繁殖も抑えられるので、冷凍庫にスペースがある時には冷凍がオススメですよ。
ただし冷凍はかなり日持ちしますが、美味しく飲みたい場合は3ヶ月~半年程度がオススメです。
【甘酒の消費期限➁】
手作りした場合はどのくらい?
手作の甘酒は市販品と違って、明確な消費期限がわからないので困りますよね。
いざ作ってみると思ったよりも量が多くて、残りを保存してたけど食べられるかわからない。
そいういう状況の人はいませんか?
そんな人に向けて消費期限の目安をまとめてみました。
手作り甘酒の消費期限の目安
- 火入れをしない場合
- 米麹(1週間程度)
- 酒粕(2~3日程度)
- 火入れをした場合
- 米麹(1ヶ月程度)
- 酒粕(1週間程度)
長期保存させるために火入れをした場合と、しない場合では米麹と酒粕でも消費期限の目安に違いがありますね。
酒粕から作った甘酒の場合、水を加えて作るため雑菌も繁殖しやすくなってしまいます。
なので、酒粕の方が若干短めになるんですね。
ちなみに、米麹も酒粕も、火入れをしない場合であっても冷凍すると1ヶ月~3ヶ月程度美味しい状態で保存が可能です。
甘酒を手作りしたら火入れをするのは間違い?
自分好みの甘酒を作っている、という人も今ではかなり多くなってきました。
私の友人でも「炊飯器で作って楽しんでいる」という甘酒愛好家がいます。
手造りの甘酒の場合、火入れをすることで、冷蔵での保存期限が2週間前後に伸ばせることが知られています。
火入れの効果
- 甘みが増す
- 香りが立つ
- 日持ちする
甘酒に火入れをすることで保存期間を延ばすだけでなく、味や香りを良くする効果がありますよ。
しかし、甘酒の重大なポイントである酵素の力や麹菌などの効果は、火入れをしてしまうと得られなくなってしまいます。
長期間保存するために火入れをすると、麹菌が60℃前後で死んでしまうからです。
雑菌だけでなく大事な麹菌まで殺してしまうことになるので、ダイエット効果や美容効果を期待している場合は注意が必要です。
だけど、火入れはダイエットなどの美容目的の人には向いていませんが、安全に長く甘酒を楽しみたいという人にはおすすめです。
美容目的ではなく、安全面を優先したいときには、火入れをすると良いですよ。
甘酒で得られる美容&健康効果
- 疲労回復
- 冷え性改善
- ダイエット効果
- 便秘改善
- 美肌効果
- 美髪効果
麹に含まれるコウジ酸はメラニンの生成を防ぎ「シミを予防」するだけでなく、「髪を美しくする」働きがあります。
そのため日頃から甘酒を摂取している人の肌や髪はとても若々しいですよ。
芸能人が甘酒を販売する女性に取材したときは、その美しさに驚いたほどです。
食物繊維やオリゴ糖も豊富なため、「腸内環境が改善」され便秘解消にもなります。
便秘が解消されるので、健康だけでなく美容にも効果が期待できますね。
さらに甘酒に含まれる酵素にはビタミンB群があり、「代謝を上げて脂肪を燃焼」する効果があります。
代謝が上がるのでダイエット中の人だけでなく、冷え性を改善したい人にもおすすめですよ。
甘酒はブドウ糖を多く含み「飲む点滴」と呼ばれているほど、エネルギー補給に適しています。
そのため疲労を回復するために摂取するのも良いですね。
まとめ
甘酒を保存する時に、市販と手作りとでは冷蔵保存がいのか、冷凍保存が良いのかなどについて、まとめてみました。
市販品も手作りのものも、冷蔵保存が基本となっています。
特に、手作りの時には冷凍保存することで長く楽しめる、ということが分かって頂けたのではないでしょうか。
甘酒を冷凍する時には、製氷機などに入れて冷凍すると、飲みたいときに飲みたい分だけ解凍することができるので、オススメですよ。