同じ日に重なった法事と結婚式の案内を頂いてしまった!
時間的にも地理的にもその両方に参列する事は不可能!さてどうしたものか・・?

こんな状況に遭遇された経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そして、これまでそういう経験をされていない方でも、今後そうした状況が絶対に来ないとは言い切れませんよね。

法事と結婚式で優先順位をどうつければ良いのか。
どちらかにお断りするとしても、どうすれば良いのか。

法事も結婚式もそれぞれ大事な行事ですので、出来るだけ慎重に判断したいところです。

今回は「法事と結婚式の優先順位は?」「服装や断り方」などをテーマにまとめてご紹介したいと思います!

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弔事と慶事が重なった場合は弔事を優先するのが正しいマナー

一般的なマナーとして、弔事は慶事より優先されます。
これは一般常識として認識しておいた方がよろしいかと思います。

しかし、ここで言う弔事には当然お葬式なども含まれていますので、その弔事が法事である場合は必ずしもその限りでは無いようです。

重なってしまった法事と結婚式がそれぞれ自分にとってどういう関係にある方なのかによっては優先順位が変わってくる場合もあります。

優先基準はズバリ「法事は家族」「結婚式は親戚」

優先順位を決める一般的な3つの判断基準

①二親等以内の親族の法事は優先

一般的に喪中とされる親族の範囲は二親等以内とされています。
これを当てはめると自分にとっての祖父母、配偶者の祖父母の法事の場合は結婚式より優先される事になります。
つまり、二親等以内の法事=「家族」の法事であると言えます。

②3回忌以内は呼ばれる

3回忌(亡くなってから2年)の法事までは家族だけでなく親族や親しい友人なども招く場合があります。

③親族が行う結婚式は優先

親族とは法律上では6親等以内の血族と3親等以内の姻族を指します。おおよそ「親戚」と呼べる人であれば親族と考えてよろしいかと思います。

優先順位の判断基準まとめ

それぞれの基準を当てはめるとこのように優先順位をつけられます。

友人の法事と親戚の結婚式が重なった場合は結婚式を優先
配偶者の祖父の1周忌法事と友人の結婚式が重なった場合は法事を優先

しかし、人付き合いや親戚付き合いはそうそう杓子定規ではいかないのも常です。

いくら二親等内でも全く付き合いのなかった方の法事と旧知の親友の結婚式とが重なった場合などは結婚式を優先したくなるのは自然な事だと思います。

では、法事に出席のお断りはどんな風にしたらいいのでしょうか?

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法事を欠席する時の3つのマナー

①欠席の意思をなるべく早く伝える

法事の招待を受けた場合は可能な限り出席するのが原則ではありますので、どうしても出席出来ない場合は、案内状が届いた時点でそのお詫びを先方に伝える事が重要です。
欠席する理由についてはあまりはっきりさせずぼやかすのがマナーです。

②法事返信ハガキは出来るだけ早く投函する

【返信ハガキの書き方のマナー】

宛名面
・「行」を二重線で消して「様」と記入する。

通信面
・「御出席」を縦二重線で消して、「御欠席」の「御」も二重線で消す。
・「欠席」を丸で囲み「致します」を付け足します。
・「御芳名」の「御芳」を二重線で消します。


返信ハガキにはコメントを書けるスペースがありますので、そこに欠席する事についてのお詫びのメッセージを書き添えます。
この場合も具体的に「結婚式に出席する為・・・」などと触れる必要はありません。


例1「この度法要にお参りさせていただく予定でしたが、どうしても都合がつかず出席できなくなりました。大変申し訳ございません。」

例2「大変申し訳ありませんが、やむを得ない事情で法要を欠礼させていただきたく存じます。」


このような書き方で問題ありません。

③欠席時でも香典は送る

地域によっては香典を送らないという場合もあるようですが、一般的には法事を欠席しても香典を送るのが常識です。

この場合は後日直接訪問して手渡しをするか、現金書留などを使い不祝儀袋にご仏前と記載したもので送ります。

金額については5000円が相場です。

法事に出席する時の服装のマナー

法事に出席する際は略礼服がふさわしいとされています。

男性の場合は黒のスーツ、女性は黒のワンピースが一般的です。

仮に「平服でいらして下さい。」とされていても、この服装で出席すれば失礼には当たりません。

以下に法事に合った略礼服のポイントを挙げてみます。

男性の服装のポイント

  • 黒のスーツ(ダブルでもシングルでも可)
  • 白いワイシャツ
  • ネクタイ、ベルト、靴下、靴などは全て黒いもので

女性の服装のポイント

  • 黒のワンピースか黒のスーツ(夏場でも肌の露出の少ないもの)
  • ストッキングは黒か肌色
  • 靴、バッグ、髪飾りなども黒
  • アクセサリーは結婚指輪、パール、オニキスなど

まとめ

法事も結婚式もそれを行う側の人にとってはとても重要な行事です。

またこうした行事については、先人の知恵から慣習に基づいた一般常識やマナーも存在するのも事実です。

これらの一般常識やマナーを良く理解してみると、案外合理的である事も多いのでは無いでしょうか。

そうした考え方を尊重した上で、自分自身の判断をしていく事がとても重要だと思います。

今回のポイントです。
「弔事は慶事より優先される。しかし場合によってはその限りではない。」

今回のまとめが皆さんの役に立つ情報になっていればとても嬉しいです!

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