どなたでも法事に出席したご経験があると思いますが、意外とそのマナーや慣習については知らない事も多く戸惑ってしまったりする時もあるのではないでしょうか?
その中でも特に服装については非常に気を使いますよね。

例え故人を悼む気持ちがあったとしても、その外見ひとつで周りの人を不快な気持ちにさせてしまう事もありますので、出来る限り気遣いをしておきたいです。

最近は家族だけで行う「家族葬」も増えてきていますので、法事についても家族だけで行うケースも多いようで、そんな時であれば、多少カジュアルな服装でも許されるのでしょうか?

男性、女性に関わらず出来れば気楽な服装で法事に出席した方が楽とお思いの方もいらっしゃるかも知れません。

また、夏場と冬場では着る服装も変わってきそうですが、それぞれに相応しい法事の服装マナーなどもありそうです。

今回は「法事の服装がカジュアルな男性女性はNG?夏と冬に相応しい服装を教えます」と題して、法事の服装のマナーや慣習などについてまとめたいと思います。

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法事においては男性も女性もカジュアル服はNG

法事のマナーは先人の知恵

法事は仏教においては死者への哀悼の儀式です。
神道では霊祭、キリスト教においては追悼ミサがそれぞれ法事に相当する儀式と言えます。

つまり、宗教・宗派を問わず、人は亡くなった方を偲ぶ儀式を必要としてきた歴史があるのです。その場に集まる人たちは皆その哀悼の思いを表現する為に、様々な儀礼上のしきたりや慣習を作り上げてきました。

その中でも法事の臨む際に身につける服装については、特に大きな要素として社会的にも浸透しマナーという形で定着しています。

いわば、法事のマナーは先人の知恵とも言えるのです。

そうした背景を考えた時に、法事の席にカジュアルな服装で出席するという行為自体が他の参列者から見ると、「故人への哀悼の気持ちが感じられない」と言う風に思われてしまいかねません。

カジュアルな服装で出席する事に特別な深い意味などが無い限りは、一般的な法事における服装マナーに準じた装いで法事に出席する事が望ましいと言えるでしょう。

堅苦しいのはどうしても嫌な場合は

とはいうモノの、そうした慣習やマナーは堅苦しくて嫌。という方もいるかも知れませんね。

さすがにそういう方でもTシャツにジーパンで出席しようとは思っていないとは思いますが、最低限、男性であればダーク系のスーツに白いシャツ、女性の場合でもダーク系のワンピースやスーツなどは準備して出席された方がよろしいでしょう。

それも嫌だ、と言う場合はもう法事に出席する事は止めるか、施主の方にこうした理由でカジュアル服で出席したい旨を事前にお知らせした上で出席のお許しを頂いた方がいいかも知れません。

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法事の服装 夏と冬で気をつけるポイント

基本的に、法事に出席する上での服装マナーは夏であっても冬であっても変わりはないのですが、夏場はなるべく涼しい恰好でいたいですし、冬場は着るものも増えてきますよね。

それぞれの時期で気をつけるべきポイントをまとめてみます。

夏場のポイント

暑くても長袖が基本

暑い夏はクールビスなどの考えも一般的になっていますが、法事の服装マナーとしては「肌をなるべく見せない」事が大切な要素ですので、男性であればジャケット、女性も半袖のワンピースの上にカーディガンを羽織るなどの準備はしておきましょう。

法事の会場に入ってしまえば冷房が効いていますし、特に涼しい服装をする必要も無いと思います。

女性は必ずストッキングを

若い女性ですと、ストッキングを普段履かない方も多いかも知れませんが、法事の席において女性は必ずストッキングを履くようにしましょう。色は黒やベージュなどが好ましいとされています。

冬場のポイント

防寒着はすぐに脱げるものを

寒い冬場であれば、略礼服の上にコートなどを防寒着として着る事は自然です。

しかし、法事会場に入ればそれは必ず脱ぐ必要がありますので、なるべく脱ぎ着がしやすい物を選ぶようにしましょう。色なども出来るだけ抑えめの色にして、派手な色合いのものは避けた方がよろしいでしょう。

毛皮がつ使われている物を身につけない

「殺生をイメージさせる」事から弔事には毛皮はNGと言う考え方が一般的です。

冬場はコートやマフラー、手袋など毛皮製品になっているものも多い時期ですので、気をつけた方が良さそうです。

法事を家族だけで、服装は家族のみならカジュアルOKなのか?

まとめ

法事の様に社会生活の中にある儀礼に対しては、得てして自分の価値観を押し出すことがあまり好い方向に作用しないケースが多いようです。

慣習やマナー、しきたりと言うと「古臭い堅苦しい」といったマイナスのイメージを持たれる事もありますが、それらは先人の知恵の結晶でもあり、案外合理的な考えに基づいて出来てきているとも言えます。

そうしたマナーを守る事で故人への哀悼や偲ぶ気持ちをはっきりと表現しやすくなる側面も多分にあるのではないでしょうか。

今回のまとめがみなさまのお役に立てばうれしいです。

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