湯気が立つ、炊きたてのお米

新米って、ふっくら、つやつやして、炊きたてはいい香りがして、ワクワクしますよね?新米の季節はお米の国の人に産まれて良かった〜と思う瞬間です。

でも、大量のお米が、例えば農家である実家から送られてきたり、知り合いにいただいたりした時、食べきれずにいるうちにどんどん劣化して古くなってしまいますよね?

古くなったお米はツヤもなく、古米特有の臭いがあって、なんだか美味しくない…。でも、捨てるわけにもいかない。なんとか消費しなきゃ!

こんな時、古米特有の臭いを消して美味しく炊く方法は無いかなぁと思いますよね?古米だってもったいないからきちんと最後まで使い切りたい、でも不味いのを我慢したくない!

今回は古米の臭いを消す炊き方と、美味しく食べるための方法をお教えします!

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古米の炊き方!基本編

古米は新米より空気に触れる時間が長かったことで米の表面のぬか成分が酸化してしまい、炊きあがりの嫌な臭いを出します。

また、古米はどんどん乾燥していくため、米の含む水分が減る事で割れやすく、炊きあがりがパサパサになってしまうのです。

では、そこを踏まえて、古米炊きにトライ!してみましょう。

1.美味しいお水でよく洗う

お米は洗う時の最初の水をよく吸収してしまいます。

最初の水を美味しくない水道水でテキトーに洗うのではなく、美味しいお水を使いましょう。

ミネラルウォーターがもったいないなら、せめて浄水を。

 

※古米の洗い方※

 

①計った米をザルに入れてスタンバイ。

この時、もしも黒ずんでいたり、表面が変な色になっていたら、それはカビなので、残念ですが潔く捨てましょう。

 

②ボウルに水を入れ、お米の入ったザルを浸けて、ささっとかき回して洗ったら、濁った水はすぐ捨てましょう。

(出来るだけあまりお米に吸わせないように。)

 

③水を溜めてお米を浸けてかき回して洗って、水を捨てるを3回くらい繰り返します。

力を入れて研ぐとただでさえ割れやすくなってる米が割れてしまいます。
溜め水で泳がせながらよく洗うイメージで、米の表面の酸化したぬかを取り除きましょう。

 

2. 美味しいお水を吸わせる

次に、古米の失われた水分を補うために、充分な吸水が必要です。

良く洗ってザルに上げて水気を切ったお米をボウルや炊飯器の内釜に移し、米の分量の1.1倍から1.2倍の水を入れ、(1合だったら、200cc〜220ccくらい)冷蔵庫で吸水させましょう。

米の性質上、冷たい水の方がゆっくりしっかり吸水出来る、という研究結果があるそうです。

しかも、ベストな浸水時間は120分以上!!そんなに待てない〜〜と思うかもしれませんが、古米をふっくら美味しく炊くなら辛抱も必要なんです。

さて、ここから、炊き方は色々ですよね。

最近の炊飯器は炊飯機能がどんどん向上しているので、あとは、炊飯器にセットしてお任せ!で充分美味しく炊けます。

でも、あまり炊飯器の機能が良くない、という方にはぜひ鍋炊きをオススメします。

3.鍋でご飯を炊いてみる

ツヤツヤとした張りのあるご飯を炊く為には、鍋を火にかけて加熱し始めてから、まずは中火から強火で沸かし、8〜15分くらいで沸騰させます。

薄いステンレス製の鍋だとすぐ沸いてしまい、焦げ付きやすくなります。できれば厚手の金属製の鍋、または鋳物の鍋や土鍋が適しています。

では、肝心の炊き方の手順を確認しましょう!

 

  1. 吸水させた米を水ごと鍋に入れて、鍋に蓋をして中〜強火にかけます。
  2. 沸いたら、一回ぐるっとかき混ぜて再度蓋をして、沸いてるのを確認したら弱火に落とします。(米を対流させると一粒一粒が際立つ。)
  3. そのまま13分炊きます。
  4. 炊けたら火を止めます。蓋を開けてさっと蒸気を逃してから、再度蓋をして10分余熱で蒸らします。(古米の臭いがこもるのを防ぐ)

 

火が強すぎると水分が蒸発し過ぎて鍋底が焦げちゃうので火加減にはご注意くださいね!

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古米の炊き方!裏ワザ編

基本的な古米の炊き方はわかりましたか?

では、さらに古米をふっくら美味しく炊くのに勧められている裏ワザをいくつかご紹介します。

日本酒やみりんを入れる

日本酒には、糖分が米をふっくらつやつやにさせる作用があり、1合の米に対し、大さじ一杯を目安に入れてあとは普通に炊きます。

日本酒のアルコールの作用で古米の臭いが消えますが、日本酒の香りが苦手だったり、気になる人もいるでしょう。

みりんも同様に、糖分が米をふっくらつやつやにさせ、アルコールが古米の臭いを消臭します。

甘みが増すので、苦手な人もいるかもしれないですね。

油を入れる

米油やサラダ油、オリーブオイルなどの油を一合につき大さじ1/2ほどいれて炊く方法もあります。
米の一粒一粒を油でコーティングして、しっとりつやつやに炊きあげます。

昆布を入れる

出し昆布を10センチくらいいれて炊く方法です。
出し昆布の旨味を足すことで、古米の劣化した味を補うものになっています。

にがりを入れる

古米1合に対し、にがりを1.2滴入れて炊く方法です。
にがりのマグネシウムがお米をツヤツヤに炊き上げます。

氷を入れる

基本的な米の炊き方でも説明しましたが、米には冷たい水を使った方が吸水しやすいという性質があるので、一合につき氷を2粒くらいいれることで水温が下がり、さらに氷の分だけ少し水が増えるので、ふっくら炊けるという方法です。

竹炭を入れる

竹炭を鍋にいれた米の上にのせて炊く方法です。

竹炭は水を濾過したり、消臭したりするのに使われますよね。
炭の吸着作用によって、古米の臭いを吸着し、さらに、水に含まれるカルキや塩素なども浄化します。
竹炭に含まれるカリウム、マグネシウムが溶けだすので栄養価もアップするんですよ。

はちみつを入れる

古米1合にたいし、小さじ1程度のはちみつを入れて炊きます。
古米のパサパサ感ををはちみつの糖分でふっくらさせ、甘味を足す方法です。
はちみつの香りが苦手なひともいるかもしれません。

古米を美味しく食べるための新常識?!

古米を美味しく炊く方法について、いろいろ調べてきました。
どれも、良さそうですが、余計な匂いが気になりそうとか、香りで古米臭をごまかすんじゃないかとか短所もありそうですね。

そこで、おすすめしたいのが、いろんな方法を組み合わせて炊いてみる方法です。

ハイブリッド方式が正解?

古米を美味しく炊く新常識、それは、名付けて「ハイブリット方式」です。

大したことではないのですが、古米を美味しく炊けるという今までの常識的な方法には、臭いを香りでごまかすもの、甘みを出すもの、臭いを消すものなど、効果に偏りがありました。

それなら、良いとこどりしちゃいましょう!!

そこでおススメの組み合わせが

竹炭+日本酒かみりん

竹炭+はちみつ

竹炭+油

です!!竹炭で臭いを消し、さらにふっくら炊き、日本酒やみりんやはちみつ、油で劣化した米の味に甘みを足したり、ツヤを足したりするものです。

ちょい足しで炊くと気になるのが炊きあがりの臭い、日本酒やはちみつが香って気になる人もいると思いますが、竹炭の吸着パワーで余計な香りを取ろうというものです。

古米炊きには、竹炭+〇〇のハイブリッド方式!!ぜひお試しください。

古米を美味しく食べる方法

古米を炊いてみたけど美味しくなかった、失敗しちゃった…。

でも、どうにかしてそのご飯を食べなければならないですよね。

また、白いご飯だとどうしても美味しくない。

そんな時は、味を足したり、炊き込みご飯にすれば大丈夫!!

古米だって悪いことばかりじゃないんです。

タイ米やインド料理などのお米はパサパサしているし、炊き込みご飯やおこわは新米だとべちゃっとしがち、チャーハンももっちりご飯だとパラパラに炒められないですよね?

古米らしさを活かした料理はたくさんありますよ!

例を挙げると、

・牛丼や親子丼などの汁だくの丼モノにする
(美味しくないご飯を汁でごまかす)

・カレーライス
(バターやターメリックなどをご飯に混ぜて、本格的に)

・オムライス
(ケチャップで炒めてもべちゃっとしないですよ!)

・チャーハン
(あんかけチャーハンもありですね!)

・雑炊やおじや
(好きな出汁にめんつゆなどで味付けして、かに缶などを入れて煮て、かき卵を散らす)

・リゾット
(クリームスープやミネストローネにご飯を入れて煮る)

・炊き込みご飯
(古米1合に対し.ダシ180cc、酒、醤油各大さじ1と鮭や鶏肉などを入れて炊く)

・ピラフ
(古米をバターで炒め、ベーコンやみじん切り玉ねぎ、米1合に対しコンソメスープ1カップを入れて炊く)

・混ぜご飯
(市販のひじきの煮物やドライカレー、混ぜご飯の素を混ぜる)

ざっとあげても、こんなに色々あります。

古米といえども、美味しくたべる方法はたくさんあるんですね!

まとめ

いかがでしたか?

もう、大量に米が余ってしまっても、怖くない!!ですよね。

出来れば新米の美味しいうちに食べたいですが、古米になってしまっても美味しく食べる方法もあるんですから。

何より、古米を大事に食べていくのは経済的にも良いですよね。

古米は新米より食味が劣るのは仕方ないですが、ぜひ、この記事の炊き方を参考にして、無駄なく美味しく古米を消費してくださいね!

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