冷蔵庫に生卵が常備されていると、何かと重宝しますね。
でも、特売なんかで買いだめして、賞味期限内に使いきれないなんてこともありませんか?

そもそも、生卵は生と言うからには、賞味期限は短そうなのに、表示を見ると意外と長く設定されていますよね。

実際、生卵はいつまで美味しく食べられるのでしょうか?
もし、うっかり賞味期限切れの生卵を食べてしまったらと思うと不安ですよね。

そんな疑問から、賞味期限切れの生卵はいつまで大丈夫なのか、食べた卵が賞味期限切れだと危ないのか、生卵の保存期間や安全性の3つについて調べました!

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生卵の賞味期限とは、どう定められている?

生卵の賞味期限はパックによって様々で、賞味期限が長いものや短いものがあます。
いったいそれは何故なのか?気になりますよね。

そんな理由から生卵の賞味期限の定められ方について調べてまとめました。

生卵の賞味期限

日本卵業協会によると、生卵の賞味期限は安心して「生食」できる期間と定められています。
なので当然ですが、賞味期限を過ぎていなければ食中毒の危険性はありません。

食中毒の原因は生卵にあるサルモネラ菌で、食中毒になると吐き気や嘔吐から始まり、最終的に数日間におよぶ腹痛や下痢に悩まされることになります。

生卵は保存期間や保存温度によって、どんどんサルモネラ菌が増殖していきます。
食中毒になると数日間下痢が止まらず一日に何回もトイレに行くことになるので、保存方法には気をつけないといけませんね。

ところで保存温度によって菌が増殖するということは、気温の変化によっても賞味期限が変わるということになります。

つまりパックによって賞味期限がバラバラだったのは気温が関係していたわけですね!
というわけで季節ごとの賞味期限を次のようにまとめました。


  • 夏季17日以内
  • 春秋は25日以内
  • 冬は57日以内

季節によって、このように日数が定められています。
この日数は、買ったあと家庭で7日間冷蔵庫保存することも想定してあるので、賞味期限が切れる当日も安全に生で食べることができますよ。

それどころか確り保存していれば、数日くらいなら賞味期限が切れていても、生で卵を食べることができます。

というのもメーカーやバイヤー、お店では各社相談の上、保存状態や安全性を考慮して、賞味期限をだいたい14日で設定し、表示していることが多いのです。

これは元々の基準からすると、かなり短めの設定期間になっています。
家庭や販売店で安全に保存できていない可能性もしっかりと考慮されているわけですね。


上記では確り保存していれば、多少賞味期限が切れたとしても数日なら食べることが可能だと書きましたが、いったいどのように保存するのが適切なのでしょうか?

それについても調べてあります。

食中毒の原因であるサルモネラ菌は10℃以上の温かい環境で増殖しやすくなります。
そのため、家庭では9℃以下の温度で冷蔵保存するのが最適です。

ただし、賞味期限は買ってきた状態のまま、無傷で保存した場合の日数であるため、卵の状態が悪いなら早めに過熱して食べることをオススメします。

サルモネラ菌は熱に弱く、70〜75℃で1分以上加熱すれば死滅します。
なので状態が悪いときや、賞味期限が切れて不安なときは火を通して食べると良いですね。

次はより具体的に生卵をより良く保存する為の方法や注意点についてまとめていきます。

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生卵の保存に関する注意点

  • ヒビを入れない
  • 洗ってから保存しない
  • 常温で保管しない

上記の3つは全てサルモネラ菌が繁殖しやすくなるので、避けましょう。

ヒビを入れない

ヒビが入ったり、割れた卵は、雑菌も入りやすくなり菌の増殖や腐敗が進みます。
もし割ってしまったら、その日のうちに加熱調理して食べるのが安全ですよ。

洗ってから保存しない

次に買ってきた卵を洗う人がいますが、卵は産卵後、殺菌のために特殊な洗浄方法を使って洗浄され、パックされています。

家庭で洗ってしまうと卵の表面のクチクラ層というコーティング成分が剥がれたり、卵の殻にあいている気孔という穴から雑菌が入って傷みやすくなります。

さらに菌も繁殖しやすくなるので、卵を洗うのはやめましょう。
もし気になる汚れがあったら使う直前に洗うか、早く使いきるのが安全です。

常温で保管しない

スーパーや八百屋で常温保存されているし、卵は気孔から呼吸してるって聞いたから大丈夫!

と言う人がいますが、サルモネラ菌は10℃以上になると増殖しやすくなりますし、スーパーや八百屋は店内を涼しくして温度管理しています。

家庭で常温を10℃以下に保つのは難しいですし、常温と冷蔵を繰り返すと結露してしまうので、安定性からも冷蔵保存が最適なんです。

賞味期限切れの卵を食べたらどうなる?

安全に保存しても、使い切れなくて賞味期限切れになってしまうことってありますよね。

賞味期限は本来より短めの表示だから、期限切れでも大丈夫と上で書きましたが、賞味期限が過ぎても本当に大丈夫なのかやっぱり不安に思うことでしょう。

なので、賞味期限が切れたときの安全な食べ方を紹介します。
とは言っても、もうすでにお分かりの通り安全に食べるなら加熱しかありません。

食中毒の原因であるサルモネラ菌は70℃〜75℃で1分以上加熱すれば死滅するので、加熱が最も適した方法になります。

しかし、腐敗や変質していたら加熱しても食べられませんよね。
そうなってしまったら捨てるしか方法がありません。

次では大丈夫な卵とダメな卵の見分け方をまとめています。

食べられない状態の卵の見分け方

  • 明らかに変な臭いがある
  • 明らかに状態が悪い
    (白身や黄身が弾力性を失い、緩く水っぽく崩れやすくなり、だれて流れる)

以上のように、ダメな卵の様子ははっきりしています。
賞味期限を過ぎた卵は割ってみて、その状態をよく確かめましょうね。

状態を確かめずに割ってしまうと他の食材も使い物にならなくなってしまいます。
そのため調理する前に一個ずつ割って確認する癖をつけると食材を無駄にせずに済みます。

サルモネラ菌に汚染された生卵をそのまま食べてしまった場合は、8〜72時間後にひどい胃腸炎を発症します。

潜伏期間は長くて3〜4日、発症したら回復まで1週間はかかるので、絶対に避けましょう。
賞味期限が短く設定されているからといって過信せず、卵をよく確認することが大事ですよ。

まとめ

生卵の賞味期限についてお分りいただけましたか?

生卵の賞味期限は意外に長いので、しっかり保存していたのにうっかり賞味期限切れしても、状態が普通とかわらないなら、食べても大丈夫なんですね。

また、生食が怖くても、火を通せば殺菌できるので、加熱調理をすれば良いです。

機会があれば、生卵の新鮮な状態と、日にちが経った生卵をよく観察して、状態の変化を覚えておくと、卵を確認するのに役立ちますよ。

ダメな卵は目視や臭いでわかりますから、賞味期限切れても、すぐに捨てず、よく見て状態を確認すると、無駄にしないですみそうですね。

生卵について知って、美味しく無駄なく使いきりましょうね!

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