皿に乗った新鮮なささみ肉
たんぱく質が豊富で低カロリー、さらに値段もお手頃なささみは主婦の強い味方ですよね!


そんな主婦の強い味方であるささみですが、たまにレンジで調理などしていると加熱時間が足りずに半生状態になってしまうときがありますよね。


ささみって外では生で食べることもあるし、ちょっとくらい半生でも大丈夫かな?と思った経験ありませんか?


え、大丈夫じゃないの?と思ったあなた、その考え実は非常に危険なのです!


その、「ちょっとくらい大丈夫だろ。」が非常に恐ろしい病気の原因になるかもしれないのです。


この記事では、ささみを含む鶏肉の半生状態の危険性についてご紹介いたします。

【スポンサーリンク】


生・半生のささみは食中毒の危険性がある!

生・半生の鶏肉を食べると、カンピロバクター食中毒になる危険性があります。


カンピロバクター食中毒は近年日本で発生している細菌性食中毒のなかで最も多く年間300件程度発生しています。

カンピロバクターとは

カンピロバクターはヒトや動物の腸管内でしか増殖しない、乾燥に弱い、通常の加熱調理で死滅するなどの特性を持っています。 また、数百個程度と比較的少ない菌量を摂取することによりヒトへの感染が成立することが知られています。

つまり、しっかり加熱さえすれば防ぐことができる食中毒なのです。

カンピロバクターの症状

症状としては、

  • 下痢
  • 腹痛
  • 発熱
  • 頭痛
  • 嘔吐

などが挙げられ、他の感染型細菌性食中毒と酷似しており、約1週間程度で自然治癒します。


ただ、重篤な状態になる場合は非常に稀ですが、ゼロではないので非常に危険です!
カンピロバクターに感染した数週間後に手足の麻痺や顔面神経麻痺、呼吸困難などを起こす「ギラン・バレー症候群」を起こすことも指摘されているのです!

【スポンサーリンク】


ギラン・バレー症候群の恐ろしさ

ギラン・バレー症候群は、

運動機能に障害が生じることが多く、階段を上りにくい、手に力が入りにくいなどの症状から始まり、より症状が進行すると、ものが二重に見える(眼球周囲の筋肉の麻痺)、ものが飲み込みにくい(飲み込みに関わる筋肉の麻痺)、息苦しい(呼吸に関連する筋肉の麻痺)などの症状がみられるようになります。また、自律神経系にも異常が及ぶことがあり、排尿障害や不整脈が現れる場合もあります。

という症状が挙げられており、非常に危険な病気です。

食中毒を避けるために

カンピロバクター食中毒への予防法としては、基本的な食中毒の予防と大きく変わりません。

  • 中心部まで十分に加熱する。(中心部を75度で1分間)
  • 食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて、処理・保管する。
  • 食肉を取り扱った後は十分に手を洗ってから他の食品を取り扱う。
  • 食肉に触れた調理器具などは使用後に消毒・殺菌をする。

です。基本的にスーパーで売っているささみの多くは加熱用です。
しっかり加熱し、消毒・殺菌することを意識しましょう。


また、外食ならば必ず安全というわけでもありません!
平成28年に発生したカンピロバクター食中毒 のうち、生または加熱不十分な鶏肉料理を提供した104件の飲食店等が営業禁止や停止等の措置を受けているのです。


生のささみは美味しいですが、外食先でも極力加熱されたものを選びましょう。

まとめ

鶏肉ってちゃんと中まで火が通っていないと危ない、ということはみんなが知っていることですよね。
けれど意外とささみとなると、「外だと生でも出てくるし、ちょっと半生状態だけど大丈夫だよね。」とつい思いがちです。


しかし、非常に恐ろしい食中毒の恐れがあり危険なのです!


食中毒で苦しまないためにも、十分な加熱はもちろん、消毒・殺菌も忘れないようにしましょう。

【スポンサーリンク】