煮物

暑い時期はもちろん、寒くなってくるとなおおいしい煮物。少しずつ作るよりも一度にたくさん作ったほうがおいしくできるし、調理の手間も減って一石二鳥です。

でも、煮物って、どれくらい日持ちするのでしょうか?また、おいしく、安全に食べるために、保存法のポイントがあるのでしょうか?煮物のじょうずな保存法について、調べてみました。

【スポンサーリンク】

常温保存はNG

煮物は、火を止めてから冷めるまで置いておくことで味がいっそうしみて、おいしくなります。だから、常温の保存でもだいじょうぶな気がしてしまいますが、常温保存はおすすめできません。

常温で保存するなら、夏で半日程度、冬でも1日程度で食べきりましょう。

夏はもちろん、冬でも室内は暖かいことが多いものです。暖かい室内では、食中毒を起こす菌も活動を続けています。

粗熱が取れたら、冷蔵庫で保存するようにしましょう。

おすすめは冷蔵保存

煮物を冷蔵したときの日持ちは、煮物の種類によって変わってきます。

肉じゃが、筑前煮、かぼちゃの煮物、イカと大根の煮物などで3日ほど、ひじきの煮物、切り干し大根の煮物、さつまいものレモン煮などで5日ほどが目安です。


日持ちさせるポイント

濃い目の味付けで、水分は少なめに

煮返して火を入れて

保存は清潔に


濃い目の味付けにして、水分を飛ばして少なめにすると、日持ちがよくなります。筑前煮など、食材によっては、隠し味に少量のお酢を加えてもよいでしょう。

また、煮返して毎日火を入れると、何もしないより日持ちがよくなります。煮返すときは、中途半端に温めないで、中までしっかり熱を通すようにしてください。

保存するときはなるべく密閉できる清潔な容器で保存し、取り出すときも清潔なスプーンやお箸を使うようにしましょう。

このようなポイントを押さえれば、煮物の種類によっては一週間ほど日持ちさせることもできます。

ただし、家庭の冷蔵庫の保存状態によっても日持ちは変わってくるので、においや見た目で傷んでいないか確認してから食べるようにしてくださいね。

【スポンサーリンク】

冷凍保存は可能?

冷凍保存できる煮物

冷凍保存ができる煮物もあります。味がしっかりしていて、冷凍しても食感がそれほど変わらない食材の、次のような煮物がおすすめです。1食分に小分けにして冷凍しておくと、お弁当にも使えて便利です。

  • ひじきの煮物
  • 切り干し大根の煮物
  • ごぼう、れんこんなどの根菜の煮物
  • 豚の角煮

冷凍保存に向かない煮物

かぼちゃ、じゃがいもなどは冷凍すると食感が変わってしまいます。冷凍できなくはないのですが、解凍したときに形もくずれてしまうので、この食材の煮物はあまり冷凍はおすすめできません。

こんにゃくは、冷凍するとゴムのような食感になってしまうので、冷凍には向きません。筑前煮など、冷凍する煮物にこんにゃくが入っていたときは、外してから冷凍しましょう。

冷凍した大根で時短で煮物

大根の煮物も冷凍できますが、大根の食感が変わって、柔らかくなってしまいます。味はしっかりしみているので、柔らかい大根が気にならないなら冷凍保存も可能です。

裏ワザで、大根を冷凍してから煮物にすると、短時間で味のしみた煮物を作ることができます。冷凍すると、凍って体積が大きくなった水分が大根の細胞壁を壊すため、味がしみやすくなるからです。

皮をむいて使いやすい形や大きさに切ったあと、ジッパー付きのフリーザーバッグに入れて空気を抜いて冷凍します。平らにして冷凍すると、早く冷凍できるだけでなく、使いやすい量を取り出しやすくなります。

そのまま冷凍してもよいのですが、大根がつかるくらいの調味液(砂糖、みりん、しょうゆなど)といっしょに冷凍しておくと、すぐにお鍋に入れて煮物を作ることができて便利です。お好みで、水や調味料をたしてくださいね。おでんやブリ大根、鶏肉と大根の煮物など、いろいろな煮物に使えます。

冷凍した大根の保存期間は、1ヶ月が目安です。

おいしい解凍方法は?

煮物を冷凍保存したときは、2週間から1ヶ月を目安に食べきりましょう。冷蔵庫でゆっくり解凍したあと、温めなおすとおいしく食べられますよ。

時間がないときには凍ったままお鍋で温めなおしてもだいじょうぶですが、煮汁が少ないと温まる前に焦げついてしまうので注意してください。

電子レンジで、凍った状態から解凍→温めをするのは、あまりおすすめしません。おいしく解凍するのはなかなか難しいようです。

まとめ

煮物のじょうずな保存法について、ご紹介しました。たくさん作ったほうがおいしい煮物ですが、続けてテーブルに出して、家族から「また同じもの~?」と言われるのは避けたいものです。

でも、保存方法がわかれば、悪くならないうちにとあせって続けてテーブルに出す必要もなさそうです。この記事を参考に、家族にも新鮮な印象を与えながら、おいしいうちに食べきってくださいね。

【スポンサーリンク】