年に1度のひな祭り。

そろそろ雛人形を用意しないと、と思ってだしてみると「お内裏様のしゃくがない!」なんてことありませんか?

どこを探しても見当たらない、そもそもしゃくにはどういう意味があるのだろう?

しゃくがない雛人形でもいいだろうか?

と思っているあなた、実は雛人形は折り紙で簡単に手作りすることができるのです!

折り紙ならばお子さまと楽しく手作りすることができますよね!

この記事では、お内裏様がそもそもしゃくを持っている意味と、雛人形を折り紙で簡単に手作りできる方法をご紹介します!

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お内裏様が持つしゃくの意味

ひな祭りの際に飾るひな人形は、殿上人(貴族)の婚礼の儀式を表したものであると言われています。


そのため、男雛と女雛は、それぞれ晴れの日の正装・礼装である束帯(そくたい)十二単(じゅうにひとえ)などを身に着け、おごそかでありながらも華やかな、誓いの場面を表現しているのです。

そのなかでもお内裏様が持っているしゃくには2つの意味があります。

・威儀を正すため。
・身だしなみを整えるため。

以上2つの意味があるしゃくを持つことで、礼に沿った威厳ある所作を行うということになります。


ちなみに、束帯を身に着けているときには、櫟(イチイ)で作られたものを用いることが常であったとされ、しゃくを人物側に向けた持ち手には、儀式の際の進行や式次第などが記載されることもあったそうです。

雛人形を折り紙でつくる方法

では、折り紙でお子様と簡単に作ることができる雛人形の作り方をご紹介します。

①お内裏様、お雛様それぞれ折り紙を1枚用意する。

②折り紙を1/3を目安に下から山折りする。

③次は右から1/3を目安に山折りする。

④角が正面にくるようにして正面の角を谷折りする。

⑤顔を書く。

次に、屏風・扇・しゃくの作り方です。

①屏風用に横約10cm、縦約4cmと扇用に約2.5cmの正方形に折り紙を切る。

②屏風用折り紙は1.5cm幅で5本の折り目をつくる。  扇用のものは4本の折り目をつける。

③扇用の折り紙には小さく切ったテープを折り目から半分につけて広げる。

④3cm×7mmくらいで丸みをおびてしゃくの形にして切る。

非常に簡単ですよね!

もっと難しいものに挑戦したい!という場合はぜひ下記をご参照ください。

中級編

上級者編

上級者編(桃の花ver)

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ひな祭りの由来

では、そもそもひな祭りの起源は何でしょうか?

それは、季節の節目や変わり目に災難や厄から身を守り、よりよい幕開けを願うための節句が始まりとされています。

ひな祭りの由来を知るには、2つの話を説明する必要があります。

・上巳の節句

上巳の節句とは中国から伝わった五節句の一つで、三月上旬の巳の日に、草や藁で作った人形(ひとがた)で自分の体を撫でて穢れを移し、それを川に流すことで厄払いや邪気祓いを行う風習がありました。

・おままごと

貴族階級の女の子の間では、紙の人形を使った遊び、今で言うところの「おままごと」が流行っていました。これを「ひいな遊び」と言うのですが、このひいな遊びと川に流す人形(ひとがた)が結びついて「流し雛」が誕生しました。

さらに江戸時代になると、人形作りの技術が向上したことで川に流すのではなく家で飾るように変化したと言われています。

以上がひな祭りの由来と言われています。

ひな祭りはもともと男女共通の行事だった!?

 ひな祭りの元となっている上巳の節句では、特に女の子のための日という概念はなく、男女共通の行事として厄払いや邪気祓いが行われていました。

しかし江戸幕府は、それまで日付が変動していた上巳の節句を三月三日と定め、さらにひな人形を飾ることから、この日を女の子の日と決めたのです。

こうしたことから、ひな祭りとは単なるお祭りではなく、女の子の健やかな成長や幸せを願う日と変化していき、今のひな祭りとなっていったのです。

まとめ      

ひな人形は案外簡単に折り紙でつくることができます。

ひな祭りは女の子の成長を願う日です。

毎年雛人形を準備して、気づけばしゃくや屏風がなくなってしまってみつからない!となるよりは、毎年一緒に折り紙で雛人形をつくって年々上手に雛人形を作れるようになっていく我が子の成長を実感する日にしてみてはいかがでしょうか?

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